温泉へゆこう!-01巻-第一湯

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第一湯 いざ温泉へ出陣!

大保商事営業部の三井亨は仕事しているフリして温泉の情報を集める給料泥棒。そして女子社員から誘われた温泉旅行でも何もすることなくひとりで温泉を楽しむ変人ぷり。そんな彼から入社初日からスカートをめくられて温泉に入ることを薦められた新入社員の藤田典子は彼のことを良く思っていない。

良く思っていないのは上司の横田部長も同じ。部長は三井をクビにする口実を作るために、ニチヨー自動車の社長の接待を彼に命じる。

仕事の名目で温泉へ行けると喜ぶ三井はニチヨー自動車の筑紫社長を信州のひなびた温泉街に連れて行く。

社長業のストレスで胃を傷めている筑紫社長はご機嫌ななめだが三井と一緒に温泉に浸かる。三井は仕事の話を一切せずに3日ほどこの温泉街で療養することを筑紫社長に薦めるが、三井のマイペースで無礼な態度に怒り帰ってしまう。

社長が帰っても気にせず三井は別の温泉へ移動する。すると同行していた典子と鉢合わせしてしまう。

典子の裸を見ても我関せずの三井の雰囲気に飲まれ、典子は一緒に温泉に浸かることに。湯船に浸かりながら、社長が起こって帰ってしまったことを知らされた典子は社長を引き止めるために湯船から出る。その時にタオルが落ちて再び三井に裸を見られる羽目になってしまう。

タオルが落ちても何もリアクションをしない三井。そこに社長が大声で怒鳴り込んで来て、典子は社長にまで裸を見られてしまう。

胃薬や携帯が見つからないことを三井の仕業と睨んで、風呂場で三井を羽交い締めにする。暴れ疲れた社長に温泉に浸かるように典子は説得をする。

怒り疲れたのか、言うとおりに湯船に浸かる筑紫社長は少しずつ顔が緩んでリラックスしていく。温泉の魅力にようやく気付いた筑紫社長は三井とともに典子の裸体を拝みながら泊まりで温泉を楽しんだ。

後日、ニチヨー自動車から取引をしたいという電話が大保商事にあり、接待は成功。筑紫社長はストレスから開放され胃薬もいらなくなったと言う。

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